2019/12/14
今日は、大切なお知らせがあります。
みなさんに10年間育てていただいたイベント『ハピスポひろば』を、
2020年6月21日に、長野市ビッグハットで予定している10回目を最後にピリオドを打つことを決定しました。
次回が本当に最後になります。
9年前私は、働いていた高齢者介護施設で偶然目にした「障害児とお年寄りとの間に生まれた交流」に心を大きく動かされました。
お互いに限られた世界の中で暮らす方たちが、偶然出会えたことで生まれる笑顔がある。
そんな光景をたくさんの方たちに目にしてほしいと、2011年からハピスポひろばはスタートしました。
時は流れハピスポひろばは、小さな会議室から長野市ビッグハットへと会場を移していきました。
2016年ごちゃまぜカフェをスタート。
皆んなの生活や気持ちや、生きづらさは
イベントだけでは変えていけないと感じ、毎日がハピスポひろばになり得るような『出会い』で溢れた場所を作ろうと、仲間たちとスタートしたのが「ごちゃまぜカフェ」でした。ごちゃまぜカフェも、やろうとしたのではなく偶然の出会いから物語がはじまりました。
私が9年前に見た光景を形にしたいとスタートした「ハピスポひろば」は、たくさんの方に支えられて、驚くほど進化し今では3300人以上が足を運んでくださる大きなイベントとなりました。
その反面、ごちゃまぜカフェをスタートしてから、地域でたくさんの課題や問題と直面し続け、目に見える世界の裏側と向かい合う日々が4年間続いていました。
いま世の中は、たくさんの問題を抱え込みつづけています。
イベントは、人と出会い、人から学び、人と生きるチャンスを与えてもらえる最高のツールだと思います。
それを理解してくれる若者たちが、イベントをきっかけに私たちの周りにたくさん集まってきてくれています。
彼らには、たくさんの想いと、まだ形になりきらないけれど素晴らしい構想が頭の中に溢れています。
時は流れました。
私は、私がスタートしたことに終止符を打ちます。
そして今後は、動き出した若い力をバックアップして長野県内に『地域共生社会』が多世代にわたり実現されるような企画やイベントを、地域の中で形にしていきたいと考えています。
ハピスポひろば2020ファイナル!
今まで出会った全ての方に感謝を込め、運営委員会に集まってくれた若い力に想いを託し、
残り半年を、走り切ります。